LIVE at CROSS ROAD 2012.09.01
Set List
1.蟹の涙 2.風は南から 3.ラムネ日和 4.Georgia On My Mind 5.転がる石のように 6.しみじみしじみ 7.What's A Wonderful World
photo DANAE (Thanks!)
まだ残暑が厳しい9月1日。
4月頃に南井さんが企画し心待ちにしていたライブバー「CROSS ROAD」でのライブである。
このお店には、いろんなミュージシャンのライブを見に来たりしていて、過去に数回、飛び入りで演奏したことがある。
が、いつも酔っぱらっての演奏なのでしっかりとした記憶がない。(笑)
今日は、酔っぱらいではなくしっかりとステージをこなしたいものである。
と、サウンドチェック終わったあとの昼ごはんもビールは飲まずコーヒーで我慢。
てっちゃんの頼んだ「ビールとピクルス」がナイスな組み合わせであったのだが。。。我慢。
朝方降った雨のせいか、日陰を歩くと気持ちのよい風が吹く。
ランチを終えて店に戻ると、すでに沢山の人が来店してくれていました。
さぁ、ライブの始まりです。
■わごむ
お馴染の曲を聴きながら「10年経っても、このままの音楽でいてほしいよなぁ」と思った。
彼らの音を聞いていると、肩の力が抜けてリラックスします。
今回、自ら「トップバッター」をかってくれたが、これが大正解でした。
出演者のほとんどが初めての場所での演奏で緊張があったと思うけど、トップバッターわごむが良い雰囲気を作ってくれその後の出演者も非常にやりやすい環境になりました。
ハギーの「残暑でざんしょ」が大受けでしたね。
で、本邦初公開。
あさこさんのヴォーカル。
「青い影」を日本語で唄ってくれました。
これがすごく良かったです。
ぜひもう一度聞きたいです。
この曲は、わごむのステージのハイライトでした。
■レイダンズ
南井さんのプロデュースなので「誰だろう?」と当日まで分からなかったけど、お顔を拝見すると、以前クロスロードに飲みに来た時、南井さんと仲良くお話されていた方でした。
あの夜、この方がセッティングしてくれ飛び入りで歌わせてもらったなぁ。
本当は二人組で出演予定だったのだが急遽ソロでのステージになってしまったとか。
MCも軽妙で、わごむに続き会場の雰囲気はすごく和んできました。
2曲、苗村クンがサポート。
オリジナル曲の♪突き抜ける夏…が良かったなぁ。
あれほどかっこいいと自画自賛されていた曲のタイトルが一週間経つと私のメモリーから消されてしまいました。悪しからずです。
■ツカルンデス
吉田戦車の「伝染るんです。」にひっかけて「ツカルンデス」と命名。
ユニークなユニット名で、果たしてステージはどうなる事かと思ってましたが、なんのなんの…。
少ない時間で、よくここまで仕上げられたなぁ、と感心するほど素晴らしい出来でした。
つかぼんのアレンジ能力と、るんるんの多様な才能が見事に結実しました。
演奏が始まる前につかぼんが語ってくれた話は感動しました。
人のつながり、苦難を乗り越えていかなければならない時の決意、誰かの言葉に勇気づけられ…
そういう事を考えながら、あの雨で中止になった野外コンサートでのつかぼんとの出会いを思い出していた。
Wネックとシングルネックのオベィションギター。
見事なアンサンブルでした。
今後もこのユニットを聞いてみたいなぁ。
■南井さんバンド(仮名)
「南井さん、今回はエレキですか〜?」
今回はマーチンギターではなくテレキャスターで登場の南井さん。
わごむとは又違う意味で、リラックスできるバンドです。
ベース66歳、ドラム63歳、南井さん62歳。
お元気な大先輩のステージは元気をもらえます。
イーグルスのならず者は確か今回初公開ですよね。
進化していく姿勢も脱帽であります。
まさよさんの父上からの花束プレゼント。
プロデュースありがとうございました!
で、早く正式バンド名を決めてくださいね、南井さん。
■TT.BAND
最近のライブではステージの写真が少なかったのだが、今回はDANAEさんが沢山写真を撮ってくださった。
良い写真が多いので一挙にアップしておこう。
いやいや、写真アップで誤魔化すわけではありません。
ライブレポートをしたためなければ…
でもね、今回はあまりレポートしたく無いのよねぇ。。。
私、ダメダメでしたから…(笑)
本来なら、ホストである南井さんのバンドがトリを務めていただくのであるが、南井さんの提案でうちがトリを任されることになった。
順調に四組の演奏が終わり、ホント楽しませていただいた。
セッティングを終え、TTBが演奏スタートする頃には予定時刻をかなりオーバーしていた。
今回も全員座っての演奏が見た目もバランス良かろうとこういうセッティングになった。
座っての演奏、立っての演奏、どちらも一長一短あります。
最近は座って演奏のほうが出来がいいかな?なんて思っていたが…
さて一曲め、「蟹の涙」
作詞yo! 作曲Tetsu 編曲TT.BAND 1998年作
このメンバーで作った初めてのオリジナル曲。
ここ最近唄っていませんでした。
今回のライブも予定してなかったんですが急に唄いたくなったんで、ホント久しぶりに唄いました。
二曲目、「風は南から」
てっちゃんが唄うようになってから3年くらい経つかなぁ?
まさよさん、てっちゃん、どちらの唄もそれぞれ良いところがあって、身内ながらどちらも好きです。
自分が唄わないといろいろと雑念が入り、エンディングのギターを大失敗。
これがまず一発目のつまづき。(笑)
三曲め、「ラムネ日和」
1999年に作って、ライブではほとんど演奏しなかったけど、ここ数年は必ず演奏しています。
寝かしておいたら芳香なワインに熟成した!みたいな感じか?
この曲の途中で、メンバーの音バランスが良くなってきたなぁと感じて少し気持ちを持ち直す。
四曲め、「ジョージア オン マイ マインド」
これも今年になってライブでは必ず演奏しています。
毎回、微妙にリズムやテンポが違います。
あえてきちんと決めずに、その日の各メンバーのフィーリングにゆだねています。(笑)
てっちゃんがメインヴォーカルですが、ハモニカソロの写真ですまないねぇ。
五曲め、「転がる石のように」
ボブ・ディランの「Like A Rolling Stone」を和訳。
訳したのはいいが、詞が長い。
しかも、曲にあわせて語呂を整えねばならない。
これも2〜3年寝かしたら唄えるようになるだろうが…と思いながらも、若手落語家のように電車の中や会議前の待ち時間、歩いている最中にネタを繰るごとく、ここ一ケ月歌詞をぶつぶつと暗唱したのである。
しかし、何度かやったバンド練習ではまともに唄えたことは一度もなく…
不安なまま当日を迎えた。
こういうケースは今までほとんどない。今まで必ず本番までに間に合わせていた。
もう、新曲を覚えるメモリの余裕が無いという事か…(イヤン…)
しかし、曲が始まるとスムーズに唄えている。
曲の後半まで「よしよし、うまく来ているぞ〜」と油断したのがイケなかった。
最後のリフが大失敗。
メンバーついてきてくれてありがとうよ!(汗)
六曲め、「しみじみしじみ」
MCでも言いましたが「蟹の涙」ができた時に「次の曲は、しみじみしじみというタイトルにするわ」と言った事をまさよさんが覚えていて、十数年経った今年、二十周年の宿題として与えられた。(笑)
シンプルにナチュラルに作ろうとしたらウクレレチューニングのコード進行で曲ができてしまった。
ので、本番に間に合うようウクレレを買った。(笑)
曲をバンドに持って行ったのが8月。
ライブまで一ケ月無かったが、皆すごくええ感じでアレンジしてくれて仕上がった。
リハーサルでもええ感じで演奏でき、この日のハイライトになるはずだった。
静かにウクレレでイントロを奏でる。
ベースやドラム、スチールギターが入ってくる。
気持ちええ。
うんうん、ええ感じ。
えっと、コホン、えっと…
歌詞が出ない…。
思い出すにもきっかけすら浮かばない。
まるで魔法にかかったように歌詞が出てこない。
まさよさんに助けてもらってやっと唄いだせたが、その後も2番の歌詞をまちがい、途中で曲構成を変えて唄いなおし。
いやぁ、メンバーには迷惑かけました。
ランチでビール我慢してこの出来では弁解の余地も無い。
七曲め、「What A Wonderful World」
最後はこの曲。
直前2曲のグダグダに動ぜずしっかり唄ってくれました。
わごむ、レイダンズ、ツカルンデス、南井さんバンドと良い感じで進んできたライブなのに、初歩的なミスを連発して申し訳ない。
貴重な時間を割いて聴きにくださった皆さん、出演者の皆さん、スタッフ、バンドメンバー、この借りは必ず返します。(野球選手のようなコメントやなぁ…)
マジでこれを反省点としていきます。
懲りずにつきあってやってください。
さぁ、嫌なことは忘れて、あとはパッと打ち上げだぁ!(笑)
久しぶりにポルコの父さんも聴きに来てくれ、打ち上げも参加してくれた。
途中、CROSS ROADのマスターも顔を出してくれました。
皆さんと美味しいお酒が飲めて楽しいです!
又、ご一緒しましょう!
文責 yo! 2012/09/08