謝音会 2012.12.08 at CROSS ROAD (守山)
Set List
1.Georgia On My Mind 2.ラムネ日和 3.しみじみしじみ 4.いつかクリスマスに 5.転がる石のように 6.What A Wonderful World encore.蟹の涙
photo by Tsukabon & DANAE
2012年、TT.BAND20周年の最後のライブはプライベートライブの場にて。
この年の10月、早期退職制度にてたくさんの社員が退職した。(在籍人員の約半数)
軽音楽部の部員も(TT.BANDのメンバーはもちろん)多数退職した。
という訳で、SKS軽音楽部の一区切りのライブパーティをやろうと企画したのである。
場所は9月にお世話になったライブバーCROSS ROAD。
会社の者だけでなく、音楽を通して知り合った友人知人も参加してもらって、「謝音会」と名づけて開催した。
音楽を通じて知り会えた沢山の人たちが居る、これは音楽の神様に感謝しなければ…という意味で「謝音会」なのである。
軽音楽部に入部した年にTT.BANDは結成したので部員暦20年である。
軽音楽部はそれより数年前(?)から存在していた。
又、前身は吹奏楽部である。
従って、40年ほどの歴史があると思う。
退職前に数々の思い出が詰まった部室の整理をしていると、これからもここで音楽が鳴り響きますようにと祈りたかった。
どうか、残った数少ないメンバーで頑張って継続していってほしい。
開場は12:30。
用事があって来れなかった方もいたが、開演後すぐに会場は満席になった。
参加していただいた皆さんに感謝。
直前まで参加人員やバンド数が固まらずヤキモキしたが、なんとかうまい時間配分でプログラムが出来あがった。
Tsukabonには三週間ほど前に出演をお願いして来てもらった。
本人は1曲だけのつもりだったろうけど無理にもう少しやってくれと当日お願いして演ってもらったり…
ほんとに楽〜な感じでイベントが出来た。
しかし、やはり企画側の立場からかバタバタしていて、持っていったビデオや録音機のスイッチを入れるのを忘れるわ、ステージ以外の客席風景写真をあまり撮っていないわ、で今更ながら後悔している。
いや、始まった瞬間からアルコールが入ったのがまずかったか?(笑)
当日は朝9:30に守山駅着。
まさよさんとてっちゃんと喫茶店でコーヒーを飲み、10:00 クロスロードへ。
いち早く南井さんバンドが来ていたので、トップバッターでサウンドチェックをしてもらった。
南井さんとことTTBだけ10:00入りであとの出演者は11:00入りでお願いしていた。
しかし、SAMから連絡があり到着は早くて昼前になるという。
名古屋ではてっちゃんがサウンドチェック間に合わず、今回はSAMが間に合わず。
仕事勤めのメンバーは、何かと師走は忙しい。(笑)
プ―太郎の私はたっぷり時間があるので(笑)今回の謝音会の前日にバンドのブロマイドを作成した。
で、バンドメンバーに配り、残った写真をテーブルの上にこれみよがしに置いておいた。
皆さん、持って帰ってね、と。(笑)
先日撮影したバンド写真を少し加工したものである。
何人かの方から「メンバー全員のサインを書いて!」というリクエストを受けた。
皆、嬉々として書いたぜ。
しかし、これもバタバタしてて写真撮るの忘れてた〜
幸いなことにDANAEさんのBLOGにその「サイン入りブロマイド」がアップされていたので、拝借いたしました。
20年経つけど、メンバーのサインを見るのお互い初めてですわ。(笑)
前日は、湖東・湖北は雪が降った。
この日も、昼間ザーッと雨が降ったようで、見に来てくださる人の出足も遅かったが、開演前に8割がた席が埋まった。
13:00開演予定を5分過ぎてスタート。
トップバッターは、軽音楽部新部長の「るんるん♪」
数日前までインフルエンザで体調を壊しておりましたが、見事復活。
新部長として、しっかりと開演のあいさつをおこなってくれました。
ソロでやったあと、with M にて2〜3曲。
トップバッターとして会場を暖めてくれました。
というか「燃えろいい女」で、個人的には熱くなりました〜(笑)
with M との演奏もぶっつけにも関わらず良い出来だったようで、「KINさんがほめてくれた〜」とは、Mさんのコメント。
二番手は、「Tsukabon」
ステージに向かう時に「何曲かやってよ」と声をかけたので、急遽「ツカルンデス」で演奏。
いきなりのリクエストだったのに、息があった演奏と唄だった。
当日「Wネックのギターは今回持ってこなかったんだよ」という事を聞いたが、このヤイリギターと後付けピックアップの事を聞くの忘れてた。
なんかTsukabonらしくない器材で個人的に興味があったのだが…
又、次回会った時にゆっくり聞こう。
さて、当初予定していた曲。
「リロイブラウンは悪い奴」
ジムクロウチの曲である。
ジムクロウチは私も大好きで、Tsukabonと知り合って間もない頃に互いにお気に入りのミュージシャンだったという事で話がはずんだ。
2年ほど前だったか、「黒内事務用品店」というタイトルでTsukabonが制作したCDがある。
ジムクロウチの曲を日本語カバーしたもの。
素晴らしいネーミングのCDである。(笑)
Tsukabonは、「これを一緒にやりませんか?」という意味を込めて贈ってくれたのだと思うが、「コーラスとかじゃなくてギターだけなら一緒にやろうよ」と返事していたつもりだったのだが、しばらくしてTsukabonの時間がままならぬ状態になり、そのままになってしまった。
で、今回一緒にやろうやと実現した。
サウンドチェックの場で、私がてっちゃんに「ピアノを弾いてくれないか?」と頼み、るんるん♪もコーラス入れるわ…と参加してくれたので、総勢4名で楽しく演奏できた。
こういうセッションはいいよね。
聴いてるほうは知らないが、やってる方は楽しくてしょうがない!(笑)
三番手、「のりたま」
ここも前日の夜にMさんにコーラスの依頼があり、しかもリハーサルは全員揃わず。
しかも、飛び入りで黒船のクリハラ君にドラム参加してもらった。
が、このぶっつけ本番の曲が良かったですね。
「Winding Road」
三声とギターとドラム。
これだけで十分バンドになるのだから素晴らしい。
四番手、「南井バンド」
今回のステージでこのバンドの素晴らしさを理解された方もいらっしゃる。(笑)
ベースのオバタさんが一番年上で今年66歳。
いやはやお若いです。
でもクラプトンと同い年だよな。
まだまだご活躍できますよね。
南井さんとは2008年からのおつきあいなので、もう4年以上になります。
いつまでも「南井さんらしさ」が失われず活動されることを楽しみにしています。
ドラムのお父さんは2011年11月の楽音VOL6がデビューでしたが、あれから一年…聞くたびにお上手になってます。
やっぱり、音楽に対しての姿勢があると年齢関係なく成長していくのですよね。
ナムラ君、今回もPAオペ兼務でありがとうございました。
休憩(セッションタイム)をはさみ、第二部へ。
なぜか時間が押してしまい、この休憩&飛び入りコーナーを一時間準備していたのだが、20分程度しか無かった。
で、Let It Be と Stand By Me のセッションをしてすぐに第二部に突入。
ゆっくり会話と食事をしてもらう時間もなく、演奏再開だぁ。
五番手「黒船」
ミフネ君は、今回不参加だったが旧部長のクボ君らと「ダラーズ」というバンドでライブ活動をしていた。
数年前にそのバンドも活動休止状態に。
今回は「黒船」として出演します、との連絡をもらいどのような編成なのか?と興味があった。
黒田君と御船君だから「黒船」?
と思い、確認したが違った。
エレキギターのクリハラ君のバンド名が「黒船」というらしく、今回はその名前を借りての出演だとか。
ダラーズ結成して京都のライブハウスで活動していた頃からのつきあいだとの事で、もう20年近くか。
ミフネ君も似合わないアコギを持っての演奏だったので「ギブソンはどうしたん?」って聴いた。
「いやぁ、やっぱローズ(ウッド)ですよ。この音が欲しくて買ったんすよ。」
「どこのメーカーの?」
「ヘッドウエイです」
「あっ、ヘッドウエイの高いほうのギターね」(ヘッドウエイは中国製と日本製がある)
シンプルな組み合わせのユニットでしたが、なかなかしぶい、押さえどころがしっかりしている音楽でした。
六番手(トリ) TT.BAND
楽しく過ごしたライブパーティ。
あっという間に3時間を過ぎてしまいました。
最後を務めさせていただきます。
1週間前の名古屋メルローズから、練習はおろか会ってもいないし当日リハも無し。(大丈夫か?)
「曲順と演奏の細かな注意事項だけ各自でチェックしておいてね」というメールだけで臨んだ今年最後のライブ。
暖かい皆さんの声援で無事終了いたしました。
アンコールまでいただいて…
当然、何も準備していなかったのだが、誰かが「蟹の涙」とリクエストしてくださった。
この「蟹の涙」は、今年9月に演奏した曲です。
なんと数年ぶりに演奏しました。
で、その9月のライブ以降、一度も演奏していないっていう曲。
ただでさえモノワスレがひどくなってきているオジサンたち、演奏は大丈夫か?
(閑話休題)
今年たくさんやったライブで痛感したことがあります。
演奏者がいつも以上のパフォーマンスが出る時っていうのは、そこにいるお客さんのおかげなんですよね。
聴いてくださってる皆さんの笑顔とか声援とか掛け声とか拍手とかが、演奏者を奮い立たせてくれます。
アンコールの「蟹の涙」
皆さんの笑顔のおかげで完璧でした〜(笑)
最後の最後、皆さんがこの曲をパーフェクトに演奏させてくれました。
ありがとうございます。
TT.BAND20周年。
本当にたくさんのライブが出来ました。
おつきあいくださった皆さんに心から感謝です。
ライブの一番最後の曲、今年はずっとこれでやってきました。
「What a wonderful world」(素晴らしきこの世界)
緑の森 赤い薔薇 君のために咲く花
見渡せば what a wonderful world
青い空 白い雲 晴れた日も 厳かな夜も
見上げれば what a wonderful world
空にかかるきれいな虹
行きかう人の顔を照らす
「ごきげんいかが 久しぶりだね 君の笑顔に会いたかった」
人は皆 泣いて生まれ 学びながら歳をとる
見てごらん what a wonderful world
yes, I think to myself … what a wonderful world
今回のライブはフリードリンク・フリーフードだったから、さんざん飲んで食べた。
でも二次会に行くのだ!(笑)
打ち上げの予定してなかったので店の予約もしておらず、夕方5時過ぎなら飛び込みで行けるかな?と思ったら大間違い。
結局2軒ダメで、前回打ち上げをやったお店「典々」にTEL。
幸い大丈夫だったので、又同じ顔触れでお店へ。
テーブルをはさみ座ったら男と女にスパッと分かれた。
「まるでフィーリングカップルだぁ」と叫んだのは誰だぁ?
ま、いまさら年齢をサバ読みしても仕方ないが…(笑)
おかげさまで楽しくバンド結成20周年の一年間を過ごせました。
お会いし、同じ時間を過ごし、お話できた皆さんに感謝します。
ありがとう!
風が唄うあの歌 水をすくえば季節が変わる
僕はいつも岸辺に座って 川の流れをみつめていたんだ
君はどこからやって来たんだい 僕はどこに向かって歩いていくんだろ
途切れない川の流れに 切り取っておきたい時間があるんだ
君に会えてよかった 君に会えてよかった
雲の切れ目から見える光がある 雨上がりの空 ほら見上げてごらん
僕はいつも君のことを想い 川の流れをみつめていたんだ
君に会えてよかった 君に会えてよかった
- しみじみしじみ -
文責 yo! 2012/12/31