LIVE at U★STONE 2008.04.06.
社会人バンド応援企画 びわ湖ミュージックライフVOL1 with RINSE, MADAM 4KS, 南井さん&SAY"JEU"ROCKS
SetList
1.バケツの中のお月さん 2.風は南から
3.月の沈む街 4.午前2:45 5.フォーエバーヤング
Photo by あらいちゃん・あーちゃん・なべちち
今回のライブは、いつになくおもしろいものだった。
もちろん、ライブ当日も楽しかったが、その前後もバタバタとしておもしろい話満載なのである。
■2007年11月
ある日、いきなりSAMから「久しぶりに集まりませんか?」と連絡がはいった。
そう言えばもう2年ほどバンドメンバーが顔をあわせていないなぁ、と。
とりあえず、寄って飲もうか?となったのが2007年の秋。
居酒屋で鍋をつつきながら「又ライブやりたいねぇ…」と。
■2008年2月〜3月
年が明けた2月。
たまたま見かけた4月ライブ出演募集にエントリー。
とりあえず練習を…と始めたのは良いがいきなりSAMが長期海外出張に。
残りのメンバーで選曲した曲をドラム有り無し、どちらでもいけるように調整。
そうこうしているうちに、ライブ出演予定バンドの紹介をTV(びわこ放送)でやりますので取材を、という連絡が入った。
簡単な打ち合わせのあと、2〜3回繰り返し演奏している模様をビデオに収められる。
もちろん、ドラムのSAMは収録には参加できず。
4人だけのTV撮り演奏になった。
3月1日取材され、3月7日深夜に「月の沈む街」が放映された。
写真は、「久しぶりのライブです。ぜひ聴きにきてください。」とコメントしている様子。
■2008年4月(本番直前)
やっと、SAMが帰国できそうだと連絡が入ったのが4月初。
ライブまであと1週間しかない。
直前に1度だけ合わせばなんとかなるだろうと本番2日前にスタジオを予約。
しかし結局フライトに間に合わず、とうとう全員揃っての練習が出来なかった。(笑)
しかも、最終練習でコーラス部分の唄いかたを変えようか?と大胆な試みを。
でもこういうニュアンスの調整っていうのは大事です。ちょっと曲が締まったかな、と。
さて、2月頃から、数回やった練習の後に、必ず行く店がある。
スタジオからすぐ近くの「お好み焼き屋」さんである。
たぶん、初っ端の練習のあとだったと思う。
無性にお好み焼きが食べたくなって以前行った店をさがしたが、無くなっていた。
「えーっ、お好み焼きが食べたい…」と嘆くと、てっちゃんが「たぶん、ガード下あたりにあったと思う」と探し当てたお店が素晴らしい。
何が素晴らしいと言うと、お好み焼きのほかにメニューが豊富。
で、何気に注文した「ホルモン鍋」が又格段の味わい。
これを、まさよさんが気にいってしまい、練習のあとには必ずこのお店に寄ることになった次第。
ホルモンが煮立ったあとに別注の「うどん」を入れて食べると、そりゃもう美味いのなんのって…(笑)
で、ここのママさんが初めて行った日に「バンドされているんですか?私も好きなんですよ。」と声をかけてくれ、2回目からはホルモン鍋を頼むと「おうどんはもう少し後からでいいですか?」なんて、すっかり覚えていただいた。
■2008年4月8日
そして、本番当日。
お客さんが押し寄せ、会場内は立ち見席まで出て大盛況。
トップバッターは、RINSE。
元気のいいハードロックを演奏。
2番手は、MADAM 4KS。
結成4ヶ月という名前どおりの主婦バンド。
いやぁ、リハの時からアクシデント続きで大変だったでしょうが、本番はうまくまとめました。
TT.BANDの次、トリをつとめたのは「南井さん&SAY"JEU"ROCKS」
このバンドもユニークでしたね。
ロックと弾き語りの融合?(笑)
キャラとアレンジのおもしろさに楽しませて頂きました。
TT.BANDの出番前に、協賛のキリンビバレッジから缶チューハイの差し入れが届き、会場内のお客様に配られた。
全員で「乾杯!」してから、いよいよTT.BANDの演奏が始まった。
1曲めは、新曲「バケツの中のお月さん」
♪雨上がり 歩こう (足元みつめ)
君と二人で 歩こう(あの街で)
夢のカタチが見えるように 二人で紡いでいこう♪
リラックスした演奏からステージは始まった。
ごらんのとおり、今日はMasayoの雰囲気が違う。
大人の雰囲気である。
久しぶりのライブを聴きに来て下さった古くからの知り合いもさぞかし驚かれたことでしょう。
「風は南から」と「月の沈む街」、2曲続けて唄い上げる。
長いMCも含めて、ステージはMasayoペースに…。
「月の沈む街」の演奏では、よそのバンドのファンの皆さんがペンライトを振って応援してくださった。
いやぁ、いいものですね。暖かいお客様に感謝。
4曲目、「午前2:45」。
そして、ラストの曲はボブディランのカバー曲「フォーエバーヤング」
あまり気負いも無く、でもきちんと「唄」を大事に表現…
そういうことが少しできたライブだったかもしれない。
いろんな意味で、今までと違ったステージだった。
古くからの友人たち、知り合いや家族…
お越しいただいた全ての方に感謝しまーす。
まだまだTT.BANDは進化して行きまーす。
■当日配布されたパンフレット。