LIVE at Shimamura楽器店 Aスタジオ 2006.02.12.
with 三都物語
SetList
1.蟹の涙 2.深呼吸 3.風は南から 4.僕は小さな電車に乗って
5.疾風(そらかぜ) 6.ザ・ウエイト 7.月の沈む街 8.アイ・シャル・ビー・リリース
Photo by Mr.みのる
残念なことに、5バンド出演の予定がキャンセル相次ぎ、結局TT.BANDと三都物語の2バンドに。
「大人のロックコンサート」という企画名で30歳以上メンバーであることが条件なのですが、この年代は皆さん忙しいんでしょうね。「バンドメンバーが都合悪くなった」というのが相次いだらしい。
企画のK氏から「充分やって頂いて結構ですから」という言葉に、30分の予定を急遽50分コースに。
8曲選曲し、臨むことにした。
サウンドチェックもゆっくりやらせていただき、本番まで2時間ほど自由行動。
皆でそろって昼食をとりながら再度曲順の確認を。
曲順の覚え方、それぞれ個性がでます。曲名の頭文字を続けて覚えていく者、雰囲気で覚えていく者、誰かに任せきりで本番中に確認しようとする者…(笑)
しかし、困ったものです。何が困るかと言うと、今回のライブはパルコの中にある島村楽器店なのですが、パルコの館内がすべて禁煙なのです。
食事後の一服ができない。(笑)
仕方なく、屋外のスターバックスカフェへ。
スタバ店内は禁煙ですが、屋外テラスの部分は喫煙可。
寒空の下、喫煙者メンバーは雪がちらつく中、屋外テラスへ、他のメンバーは暖かい店内シートで談笑を。
日本の喫煙率も50%を切ったそうで、本当に喫煙者にとっては肩身の狭い世の中になったものです。(笑)
開演の15:00前には、お客さんがチラホラ来てくれました。
出演順は、当日決定しましょうということだったので、TT.BANDは2番手となり16:00頃からの出番でしたが、「三都物語」さんがスタンバイする頃には席は全て埋まりました。(と言ってもせまい会場なので10名ほどですが…)
私達も「三都物語」さんのライブを聞かせていただきましたが、気持ちいい南の音楽でした。
ギター、ベース、パーカッションの編成でそれぞれが現在「京都・大阪・神戸」に在住という事でバンド名が「三都物語」。
今は亡き西岡恭造さんの曲もやってくれ、雰囲気のあるバンドでした。
まさしく「大人のロック!」
40分ばかりのステージだったでしょうか?
気持ちいい時間を過ごさせていただきました。
「三都物語」さんの演奏中も沢山の来客があり、急遽スタッフが椅子を増やすという状態になりました。
TT.BANDの始まる頃、スタジオ内はぎっしり満員状態。
熱気あふれる中、久しぶりに演奏する「蟹の涙」
この曲は初代TT.BANDの初オリジナル曲で、今のメンバーで曲完成に至った思い入れある曲です。
1998年の作品ですからもう8年経ってしまったのですね。
何故かファーストじゃなく、セカンドCDに収録されています。
今回はステージが狭いせいもあり、全員立ってのステージでしたが、動きが出るぶんエネルギッシュなステージだったように思います。
「深呼吸」「僕は小さな電車に乗って」と続きましたが、yo!のギターはその熱気もあってか、前半はチューニングを何回か繰り返す。
チューニングの合間のつなぎとして定番となったTetsuのおしゃべり…。
前回のU★STONEライブでは、yo!との思い出となった「やっこ食堂」の話で場内を爆笑に巻き込んだが、果たして今回はどんなMCが飛び出すのか?
そんな期待に応えるべく、Tetsuが選択したテーマは…。
パルコ近くの駅前にある「みふじ食堂」の話。
「あんたは、大衆食堂研究家か?」と突っ込みを入れたくなるようなMCです。
しかし、えらいもんですね。
お客さんのほとんどが知ってましたね、「みふじ食堂」。(笑)
写真は、身振り手振りで「みふじ食堂」の偉大さを語るTetsu。
このお店は、膳所高校の近くにある食堂で、高校生相手のお店ですから一人前の量が普通の1.5〜2倍もあるのです。
焼きそば大盛りなんか注文すると野菜がボウルに満杯入って運ばれてきます。
これで一人前ですから普通の人は大盛りなんて絶対注文しない…。
そんな話を熱っぽく語るTetsuにメンバーも思わず笑いが…。
アットホームな雰囲気で演奏が進行していきます。
なにせすぐ目の前にお客さんがいるんですから初めは戸惑いもあったでしょうが(お互いに。笑)トップバッターの「三都物語」さんが良い雰囲気を作ってくれましたので、非常にやりやすかったです。
こういう場での演奏は初めてでしたが、TT.BANDらしさが上手く表現できたんじゃないかと思います。
途中のMCでは始まったばかりのトリノオリンピックの話題も出ました。
調子に乗ってお客さんに人気種目のアンケートを取るyo!。
やはり、好きな種目はジャンプとフィギュアが多く、お客さんの年齢層のせいか他の競技を圧倒していました。(笑)
およそ50分のステージ、全8曲を無事終えました。
暖かい拍手をいただいたお客さんに感謝。ありがとう!