LIVE 「アコ趣味LIVE 保土ケ谷公会堂」 主催:アコ趣味
2005.08.06. 14:00〜20:30 (出演12組)
舛本忠久 ・佐藤恵一 ・ Shouji ・ れいすけ牛乳店 ・ チェケラッチョ★ ・ChaBin
Miyuki ・ 高橋 慶 ・ KAZU ・ 新井 康元 ・ TTB yo! ・ もんきち
前夜の演奏疲れというか、飲みすぎというか、とりあえず朝6:00前に起床したものの、すぐには動けない状態でボーッとしながら、横浜行きの荷物は昨日準備していてよかったなぁ、と珍しく用意周到の自分に感心…。
とりあえず6時36分の始発電車に乗り込まなければ約束の時間に横浜に到着しないのだ。
この歳になると「遠足の前日、気が高ぶって眠れない」ということもなく平常心で迎えた8月6日。
家から駅までは歩いて3分。
今日はギターケース抱えてだから余裕見て10分前に家を出れば充分だ。あと20分ある。
顔も洗ったし、後はゆっくり着替えして…。
ふと妙な胸騒ぎがした…。
時刻表を取り出し見てみると始発電車は6時21分と書いてある。
「!!…6時36分は、新幹線の発車時刻だった!」
なんと言う勘違い!時計は6時15分を指している。急いで身支度してギターを抱え駅まで走った。
そんなバタバタで、この日は始まったのである。
なんとか始発電車に乗れ、米原駅でひかりに乗り換え、名古屋でもう一度のぞみに乗り換え、目指すは横浜の地。
今日のライブは、ただのライブではない。まだ見ぬ古い友人「佐藤恵一」と、同じステージに立ち互いの唄を生で聴くのである。
「佐藤恵一」さんとは、2000年初夏、TTBのサイトを立ち上げた時からのネット上のつきあいである。
彼の音源をWeb越しに聞くと、私よりひとまわり以上若いが、唄の持つ力というかナニカを伝えたいという真摯な気持ちが伝わってきて、生意気にも「ここが良い、あそこが悪い」とおせっかいに口出しをさせてもらうようになった。
あまり、人の唄に関してはコメントしない私をそのようにさせたのは、まぎれもなく「佐藤恵一」という男に若かった頃の自分をダブラせるものがあったからなのかも知れない。
何はともあれ、互いの唄をWeb越しに聴いて丸5年、インターネットがなければ決して出会うことのなかった男との初対面どころか、Liveで互いのステージを見ることができるのである。
不思議な感覚と膨らむ期待を胸に、のぞみのシートに身を預けていた。
新横浜から東神奈川、そして横浜駅へ。恵一さんと相模鉄道の改札で待ち合わせをした。
恵一さんとの待ち合わせの時に埼玉の義兄から連絡がはいった。
「今日、見に行くよ」と言ってくれていたのだが、どうも箱入りからつきあってくれるらしく、一足先に星川駅の電車に乗ったとのこと。
さて、恵一さんとの対面。
「胸に赤いバラをつけています。」なんて事しなくてもひと目で分かった。(笑)
星川駅で義兄と合流し、保土ケ谷公会堂へ。
恵一さんが主催者の舛本さんを紹介してくれ、「今日は楽しくやりましょう」と。
もうすでにステージのセッティングは完了していて、順番にリハーサル。
出演12組のリハも本番も全て聴きました。いやぁ、バラエティにとんだ出演者で楽しかったです。
10:00に入って、終了が20:30の長丁場でしたが、あっという間の1日でしたね。
ライブレポと言いながら、ライブの様子を伝えてないや。(笑)
語ると長くなりますし、自分のステージもついつい熱くなってしまいボロボロやったんで、割愛します…。
そうは言っても記録として残さないといけないな。
とりあえず、かいつまんでレポートをば。
佐藤恵一のステージ。リハの段階で出ている音がちがいました。力強い意思のある音です。
本番でもステージ慣れした振る舞いとギターの表現、唄の安定、予想以上に(失礼)すばらしいステージでした。
天まで届け、路面電車に乗り込んで、などネットを通して聞いていた唄を生で聞くと、こりゃもう感激モノでした。
TT.BANDの「月の沈む街」も唄ってくれましたが、作った本人が感動するほど素晴らしい唄にしてくれていました。
この30分を過ごせただけでも、横浜まで来てよかった。
Miyukiさんという女性シンガー(昼休みに恵一さんが紹介してくれました)も、活発なライブ活動をされているようで、思わず引き込まれる雰囲気をもっておられました。真摯な唄い方がとても印象的です。
さて、私のステージはラス前の19:30から。
すっかり観客と化していたんで、ステージにあがってもなかなか唄う雰囲気にはなれず(笑)、とりあえずしゃべる。(爆)
何はともあれ、しゃべる。
しゃべってる写真しかありません。(笑)
楽屋やライブ終了後、いろんな方と話ができたのもうれしかったですね。
関東地方でのソロライブは初めてだったし、お遊びのステージではなく、ちゃんとした(?)会場でのソロステージも20年ぶりだろうか?
少し不安もあったけど何とかこなせたのも、暖かく聴いてくださった方たちのおかげです。
そして、このステ−ジに立たせてくれた佐藤恵一さんに感謝します。
又いつの日かご一緒できる日を楽しみにしています。