TT.BAND裏話。

　

美容院、ふたたび。　2001.2.17

２００１年３月４日の京都ライブに備えて、今日は例の美容院へ行ったのです。（↓下に出てきます）

今日も「お任せしま〜す」と言いました。
美容関係の雑誌などには、この様に言っては美容師さんを困らせるから駄目だと書いてあるものですが、
行きつけの所は「Masayoさんは私達のおもちゃになってくれて嬉しい〜！」と言って下さって、腕をふるって下さいます。

今日は、「じゃあ、モーニング娘。みたいにしていいでしょ？モーニング娘。みたいにしますね！」と言ってシャンプー台に案内されました。

。。。モーニング娘。って、すごく大勢だと思うんですが、全員同じ髪型をしているのでしょうか？？
いや〜そんなはずはない。お姉さんの頭の中に「モーニング娘。」のイメージってものがあるのでしょうか。あるいはその中の誰か１人を指している？？

でも「その中の誰？？」と聞いて、「＊＊ちゃん」と答えられるなら最初からそうおっしゃるでしょうし、万一「＊＊ちゃん」と言われてもどうせ自分にはどのコか分からないと判断した私は、黙ってお姉さんに身を任せたのです。

そして５時間。私は今「モーニング娘。の髪型」になっています。（「ああなるほど。。モーニング娘。だ。」と納得しました。）
あまりの変わり様に、母は絶句し、感想すら聞かせてくれませんが。。。

みなさん、３月４日の京都ライブには、「モーニング娘。の髪型」を是非見に来て下さいね。
惜しくも来られなかったみなさんは、次回のライブレポートをお楽しみに〜！！

　

　「なにこれ？」　2000.9.24　

１７日のわたむきホールのライブ、楽しかった！

でも、リハと合わせて５時間くらいステージに居た。。あんなに丁寧にリハをやらせてもらえた事がなかったし、加減がわからなくて、最初っから全力出してしまって、さすがに疲れた。。

しかしあの日の私が楽屋で見たものたちは、疲れた頭が見せた幻だったのだろうか？？

*灰皿に山盛りの吸殻

*あひる模様のネクタイ

*行きに寄った平和堂で、「すぐに向こうでお弁当が出るよ」と私が言ったのに、あまりの良い匂いに勝てずに購入されたヤキソバ

*「歌詞が思い出せないっ！」と叫んで車で街に飛び出していったメンバー

*そのメンバーを救うため、自宅に電話して歌詞を調達するメンバー

*どう数えても、メンバーの数よりかなり多い栄養ドリンクの空き瓶（しかも三銘柄）

*ドアを開けた途端目に飛び込んできた、おっちゃんの鮮やかな黄色いパンツ
　（あれは柄入りだったのか？女の子もいるんだってば。よそで着替えんか〜い！）

みなさん、ライブレポートは見ていただけましたか？あのカッコいいステージ写真の中に、あひる模様のネクタイのおっちゃんや、黄色いパンツをはいたおっちゃんがいるんです。本当なんです。

　

　「TTBにぴったりの。。」　2000.9.2　

今日、美容院に行った。

前回８月６日のライブの前は行き損なって、伸び放題の髪をゴムでまとめてステージにのってしまった。次回ステージまでにはキチンと身なりを整えなければ。。と張り切って出かけたのだった。

美容院についたのは１４時半頃だった。６日のハックルベリーさんでのライブの写真を持っていった私は、スタッフにそれを見せ、
「お任せしますから、こんなバンドにふさわしい髪型にして下さい！！」と言った。

その後、作業はなんと６時間３０分に及んだ。その間、スタッフの若い若いお兄ちゃん達と、噛み合わない会話が延々続いたのであった。

「上田正樹？ああ、ゲゲゲの鬼太郎の歌、唄ってる人ね」
「そりゃー憂歌団です」
「えっ！憂歌団って　オラ東京さ行くだぁ〜って歌ってたんですか？」
「そりゃー吉幾三ですね。憂歌団も歌ってたんですよ」
「ああ〜あの帽子かぶった人でしょ、上田正樹って」
「（きっと吉田拓郎と間違ってるんだろうなぁ〜でももう面倒になっちゃった）ああ、そうそう。」

「え、岡村孝子ってあみんだったんですかっ？じゃあ、めだかの兄弟歌ってたんですか？」
「そりゃーわらべでしょうが。。」

６時間３０分もの間、退屈させないようにと必死のスタッフに次々に話かけてもらい、しかも全然分からない話に必死で食いついてもらったのにこんなことを言うのは申し訳無いのだが、私の疲れが倍増したのは言うまでもない。
しかも、無視して雑誌に没頭すると「寂しいじゃないですか〜、お前は黙ってロット巻いてろってんですか〜」とからんでくるスタッフまで居るのであった。
スタッフは五〜六人で、一人あたり２０〜３０分しかしゃべってないつもりだろうが、一人で受けてたつ私は上記の様な会話をずっと続けていなければならないのである。。バンドやってる人だから、音楽の話をしなけりゃならないという考えは、最初の２時間で捨てて欲しかった。。

そして６時間３０分後に完成した、ＴＴＢにぴったりの髪型とは！！

帰宅した私を見て、４歳になる甥っ子はこう言った。

「まーちゃん、かみのけボサボサや〜！！」

TTBって、ワイルドなイメージのバンドやったんやなぁ。結構気に入ったけど、このままでは会社行けへん。。

　

　「夏祭り」　2000.8.20　

「あそこの、おっちゃんらとお姉ちゃんにこれ持ってったげて。あの人らが今日、歌　うと〜てくれるんやでぇ。」※1
夏祭りの出番を待つＴＴＢの背後でこんな声が聞こえ、ちいさい女の子が缶ビールを重そうに持ってきてくれた。

よかった、「おっちゃんらとおばちゃん」じゃなかった。。と思ってふと横をみると、ＳＡＭくんが必死に「おっちゃんチーム」から脱出してきて私の隣に座り位置を変える所だった。「おっちゃん。。」とつぶやきながら。

いやほら、「おっちゃんらとお兄ちゃんとお姉ちゃん」って言うのが長いから省略されただけだって。
決しておっちゃんチームに入れられた訳じゃないって〜。

と思いつつ、でもあの子達からみたら、みんな同じに見えるんだろ〜な〜〜〜。

※1「（略）これを持って行ってあげてね。あの人達が今日は歌を歌ってくれるんですよ」の意。（関西圏以外の方へ）