アイヌの楽器「ムックリ」
口にあてて鳴らす楽器、口琴のひとつです。 秋の始めでしたね〜、行ったのは。ラベンダーはとっくに散ってしまい、紅葉にはまだ早いというシーズンOFF。 バスの窓からみた、川いっぱいに遡上してくる鮭の背びれと、阿寒湖のアイヌコタンですごした時間が一番印象に残っています。 |
ムックリは竹でつくられており、アイヌの文化を語る上でかかせない楽器だそうです。
悲しい音や戦闘的な音、色々な表情をもっていて、「神秘的な音」という表現がぴったりです。
見た感じで想像するより、はるかに太い音がします。
購入した私と友人は、お客さんが誰もいないのをいいことに、店のおじさんにムックリの鳴らし方をじっくり教えてもらったのでした。 写真の、細い竹のついた紐をすばやくひくと、ムックリの真ん中の竹の細い部分が振動して「ビュ〜〜ン」と音がするんです。 そして音が出るようになったら、口にあてて、口腔を利用して響かせる訳ですね。 と書くと簡単なんですが、これが全然音が出ない。 結局口に当てるところまで到達出来ずに、「そろそろホテルのご飯の時間だから。。」なんて言って逃げるように帰ってきちゃったんです。。。 ちゃんと鳴ると、本当に良い音なんですよ。(CDも出されています。)
今回、ホームページに載せよう!と思って久しぶりに取り出しました。 人前で音楽をやるようになって、少しはカンが良くなったのかな? |