vol 25.レコーディング
今年(2001年)の春からセカンドアルバムのレコーディングに入った。
選曲はスムーズに決まり、夏までに完成させて…と考えていたのだが、メンバー全員集まれる機会がグンと減り、思うように作業がはかどらない。
それにもまして、チビチビとパート録音した音源をその都度ミックスダウンして聴かせてもらうと、「あぁ、これ今ひとつだな…」「ギターのテンポずれてるな」とか「音がショボイなぁ」とか、いろいろ気になるものです。
「再ティクを…」とかやってるうちに、夏が過ぎ秋が過ぎようとしている…。
これではイカン。
セカンドアルバムの完成を心待ちにしている全国数万人…いや数千人…いや数人の方に申し訳ない…。
yo!の生唄コーナーでは、恥ずかしげも無くワンテイク録音でアップしているが、TT.BANDとしては、しっかりと、しっとりと、すっきりと録音したものをCDにしたい!
そう思うのですね。これが。
ここらへんがバンドとしての楽しみであり、苦労のところなんです。
ナンヤラ、カンヤラしているうちに、今日(2001.11.24)久しぶりにメンバー全員そろっての録音ができました。
作業がはかどりましたね。
なぜ、作業がはかどるかと言いますと。。。
パートごとに録音していると、自分のできをフイードバックして聴くと「あぁ、これもう1回やりなおしたほうがいいかな?」なんて妙に気になり、何回もティクを録りなおすのですね。
こうなると、(うまくいく場合もあるけど)段々ハマッてしまい、何がなにやら分からなくなるのです。
メンバー全員が集まると、ティクのあと「どう?」なんて顔をすると「オッケー、オッケー」なんて言ってもらえるし(この場合のオッケーというのは「そんなもんやでぇ」という意味なんですが…)「そう?今のでいいの?良かったぁ」なんて1〜2ティクで仕上がるからです。(笑)
作業がはかどったおかげで、TTB初のインスト曲もできあがりました。(収録予定に無かったのですが)
実は、DsのSAMファミリーのために何か曲を…という事で急遽作りました。
TTB得意の「せーの!」で1時間で仕上がりました。(これぞTTBの真骨頂!)(爆)
おもしろいCDになりそうです。楽しみにしてください。
マンドリンを弾くテツですが、今回のCDにはマンドリンは出てきません!
(断言してどうする…)
で、今回のCDはナント!Masayoの唄が2曲も!2曲も!(なんべんも言うな)収録されています。
いやぁ、すごいですね。
ちなみに、テツの唄も収録されています。
………。おーい、メインヴォーカルは誰だぁ…!
というアルバムです。
レコーディングの要はBassのKinです。
この人のおかげで、安心してレコーディングエンジニアを任せられます。
TTBのマスタリングはこの機材で!
Fostexのハード。
私の席の横は、いつもこのような状態です。
ガマグチに入っているのは、お金ではなくピックです。
さてさて、セカンドアルバム。
最終ミックスダウンは今年中に終わるでしょうか?
楽しみにお待ちください!