vol 34.Tigers2003ファン感謝デー
このコーナー(yo!のよもやま話)は、時折(というか大半?)、単なる個人日記になってしまうことがある。(笑)
今回の阪神タイガース話はこれにあたる。
するどい洞察とかインプレッションとかはまるで出てこない。
駄文の羅列になってしまう。始めに断っておこう。(笑)
さて、18年ぶりのリーグ優勝、最終戦までもつれこんだダイエーホークスとの日本シリーズ。
熱狂的なタイガースファンはもちろん、普通のタイガースファンも、一般市民も、タイガースの魅力に虜になったシーズンではなかったろうか。
かくいう私は、さめた(冷めたではなく覚めた)タイガースファンで決して熱狂的なファンではない。
もう少し正確に言うならば、プロ野球に精通しているわけでもないし、お気に入りの選手がいるわけでもないし、スポーツ新聞をとっているわけでもないし、球場でメガホン叩いて応援することもやめたし、家の中にタイガースグッズを飾っていることもない。。。
正統派タイガースファンから叱られそうなファンである。
選手の背番号なんぞも覚えられず、息子に尋ねたほうが良く知っている。
最下位を続けていたある年、甲子園のスタンドで、後ろに座っていたおばちゃんが選手に向かって「あんた、もっと積極的に打たなぁ。仕事できてへんでぇ。」と叫んでいたが、まさしくこのように「見守っていたい」と思う気持ちが私のタイガースに対する愛着なのであろうか。
それでも、久しぶりのリーグ優勝、何か記念に!と思ったが、タイガースグッズを買い込み家の中に飾り立てると「さめたタイガースファン」では無くなる。(笑)
で、優勝記念に選んだのは「オリジナルマッチ」。
Webで発注して、自分のメッセージを刷り込んでもらった。
20個発注して親しい人に配っている。
先に書いたが、タイガースの愛着という面からいって、やはり外す事のできないのは「星野仙一監督」の功績だろう。
今までのタイガースを変革してくれたし、何よりも選手の力を引き出してくれた。
チームとして闘った今年のタイガースは星野さんのおかげだと言ってよいだろう。そのような意味もこめてメッセージを書いた。
さて、11月23日は「阪神タイガースファン感謝デー」に出掛けた。
外野席バックスクリーン横あたりに座り、3時間半。
今年の闘いぶりを振り返りながら星野さんの挨拶、岡田新監督の挨拶を聞いた。
優勝に大貢献しながらリーグでは無冠だった矢野捕手が、球団MVPを受賞した。ここらへんもすごくうれしい配慮でうれしかった。
星野さんの挨拶にジーンとしたり、(「甲子園の熱い声援を受けて2年目で、その甲子園のファンの前で胴上げをしてもらった。この2年間のこと、この甲子園で宙に舞ったことは一生忘れん。タイガースのユニホームを着て、この甲子園にきて本当によかった」というあいさつだった。)
そして、バラエティイベントでは選手達の日頃見られない笑顔やおちゃらけに笑った。
なかでも紅白戦で予定しなかった的場選手のパフォーマンスが最高だった。
檜山選手会長が試合中に的場選手を指名して、バッターボックスに。一球ごとに、片岡、赤星、八木、今岡、金本、掛布、岡田などの選手の打撃フォームを形態模写。めっちゃ似ている。大笑いした。観客も大喜び。
そのまま守備ではピッチャーにはいり、伊良部、川尻、ホームランを打たれた桑田投手の形態模写。
千両役者である。こんなことしてて、自分の打撃忘れてしまうんとちゃうんか?(笑)
30日にTV放映あるらしいが、これは見ものです!おかげで紅白戦は的場選手が見事MVPを!(爆)
予定されていた事ではないのだが、のせていく司会の宮根アナ(おはよう朝日)と松村邦洋も秀逸。こてこての関西バージョンです。他のチームのイベントでは決して考えられないことだ。(笑)
大好きな甲子園のスタンドでの「阪神タイガースファン感謝デー」。
私にとっては「阪神タイガース選手に感謝デー」であった。