vol43.祝春一番コンサート(その1)
2006.05.04.-05.07. at 服部緑地 野外音楽堂
去年(2005年)で終わってしまうかも知れない…。
たくさんの人たちがヤキモキしながら、発表を待っていたと思う。
2月頃に「はっちゃん」のサイトに行ったら、ぽつぽつと話題が…。
「終わることはない」と信じてきたが、こういうふうに情報が言葉になって伝わってくるとうれしいものである。
ほどなく3月初に公式サイトで風太さんのコメントが。
そろそろあちらの国 天国という戦争など一切ないところでは
誰かが「春一番」をやり始めているかもしれません。
なーに、オレ達死にぞこないをなめんなヨ。
オマエらのこと 思いっきり うらやましがらせたるさかい、
オボエとけよ。
2006年
福岡風太
ええなぁ、このコメント。生きる力を感じさせてくれる。
こうして春一番コンサートは、祝春一番として新しいスタートを切った。
昨年は、雨の日1日だけの参加だったんで、今年は行ける限り…と思っていたが、結局2日め(5/5)と3日め(5/6)の2日間しか行けなかった。
祝春一番の半分しかお伝えできませんが、拙文と駄写真におつきあいをいただけると感謝です。
昨年は、結構思い入れで文章を綴りましたが、今年はあまり語らずに写真を少し大きめにしてお届けしたいと思います。(笑)
又、記述のまちがいや内容の不備がありましたら、ご指摘いただくとありがたいです。
2006年5月5日(ver1)
■空も心も晴れ
5日は、なんちゅうええ天気やーというくらいに晴れ渡り客席もほぼ満席状態。
祝日ということもあったんでしょうが、満員になった客席を見ると天王寺野音のハルイチの雰囲気を感じます。
今年は、Jazzもありってことでそれをお目当てに来ている方も多かったのではないでしょうか?
何はともあれ、去年、雨の降りしきるなかキョーゾーバンドの唄に涙したことが嘘のように、心晴れ渡り客席に着きました。
ステージのトップバッターは「キスミワコ」。お客さんが入場するあいだ、客席のあちこちで沢山のプレイヤーがギターを奏でてくれていました。
このお出迎え、ええ感じでした。
キスミワコさんの影に隠れ佐久間順平さんが写ってないのが残念ですが…。
で、今、キスミワコさんのサイトに行くと、ギターマンのことが記載されていましたので、ちょいと拝借します。
1曲目はハゴロモ。
(with タキタキタッタッタ〜ンギタリスツ)
舌をかみそうなバンド名ですが、メンバーは以下の通りだそうです。
カオリーニョ藤原、佐久間順平、AZUMI、jajajabar、マルヤマトモヒデ(e.uprightbass) 、 アキユキ(violin)、ヤスダタカシ (from corymorespecium)、キタヤスシ (fromまほろば楽座)、ヒロジ (from 40-on'z)、ミヤゴ (from 40-on'z)、ノッツ (from 40-on'z)、ワダタダシ (月とミルクパン)、ウチカワゴイチ、マルタニカズ、レモン (from WONDERLUST)、テツ (from WONDERLUST)
なんと総勢16名!
■はじめて聴く歌い手さんたち
この日は名前は知っているが、その唄を聴くのは初めてという人たちが多かった。
2番手に出てきた光玄もそのひとり。
説得力ある歌声やった。
2枚めの写真はAZUMIと一緒に演奏しているものですが、ギターのコンビネーションがすごく良くて、年季を感じさせてくれました。
長年、見ることがなかった伝説のブルースマンを発見した!そんな衝撃がありましたね。
ギターの弾き方(弾き姿?)が斎藤哲夫に似ていて、これも又うれしい発見でありました。(笑)
■もう出てくるの?
3番手は有山じゅんじ。
えーっ?もう出てくるんかいな?(笑)
「朝から唄うの気持ちええなぁー」なんて本人が言ってましたが、パキパキのギターと歌声が真昼間でもホンマ気持ちよかったです。
途中、フルートのアドリブソロもありぃで、笑わしてもらいました。
あっという間に演奏が終わりステージを降りる有山。
もちろん、客席が黙ってるわけない。アンコールの拍手で再度登場。
「さぁ、なにしよう?」と裕ちゃんたちと打ち合わせして、演奏し始めたのが、「抱きしめよう」
うわーっ、こんなん聴けるとは思わんかった。
有山さん、ありがとう。
一緒に唄わさせてもろたで。