vol44.祝春一番コンサート(その2)
2006年5月5日(Ver2)
■うん、こういう感じや
四番手はNIMA。
川崎知(Sax)、中島直樹(B)、DONメグ(per)、宗根しげる(per)の奏でる音楽をバックに舞踏がステージに繰り広げられる。
これも春一ならではだろう。
何気に出演順が決まっているんじゃなくて、うまく緊張と緩和がとれた順番になっている。
このような炎天下のステージでの舞踏は、非常に難しいと思うのだが、やはりホンマモンなんですね。
鍛えられた身体の動きがキレイな表現を見せてくれました。
こんなんもありぃのコンサートは、春一ならではと思います。
■小さなおっちゃん
「最後のアングラフォークシンガー」って紹介されていました。
五番手は宮里ひろし。
この人の唄を聞くのも初めてです。
なんか、ええおちゃんやん。
好きになりそうやわ。
「なぎらけんいち」っぽいけど、暖かさとまじめさは、宮里さんが一枚上です。
最後の曲では、観客席から一杯の人があがってきて大合唱でした。
ギターの坂本さん、バイオリンの杉本さんも出しゃばり過ぎずのサポートで良かったです。
最後のアングラフォークシンガーと呼ぶには失礼なんじゃないですかぁ?
(笑)
■こいつも凄い!
六番手、AZUMI。
アコギマガジンなどの雑誌で存在を知ってはいたが、これまた聴くのは初めて。
もっと汚い奴だと思っていたのに、小奇麗なんにはちょっと意外。(笑)
しかし、凄かったわ。
その悪魔のような歌声には圧倒された。(もちろん最大級の誉め言葉です。念のため)
AZUMIのマンボ(やったかいな?)は、唄もさながらギターが良かった。上手い!失礼な言い方やけど、この日一番、いい意味で期待を裏切られた歌い手です。
飛行機型ブリッジのギター、特と拝見させていただきましたぞー。
七番手、藤井裕。
サウストウサウスの時、キー坊が「裕ちゃん、いこか」って言ってたのが耳について離れへんかった。
あの頃、黒っぽいベース弾かせたらこの人の右に出る人居なかったんじゃないかな?
大病を患われたそうで、久しぶりに見る裕ちゃん、昔の面影は…。
でもベースはさすがでした。
そんな裕ちゃんが弾き語り!
有山じゅんじ、金子マリをコーラスになんとも初々しい裕ちゃんを見られました。
ファーストアルバム完成間近とのことで、なんかうれしくなる裕ちゃんのステージでした。
あまり語らないと言いながらも、ごちゃごちゃ書くから、紙面が足りない。(笑)