VOL53 祝春一番2007 (5月3日 その2)
■須藤もん
バーボンストリートバンド関連が終わり、客席に作ったステージでセッティングが始まった。
「へそ」と呼ばれるサブステージ(客席ステージ)に現れたのは須藤もん。
一昨年、最初に出てきたのだが、特に大きな印象もなく、緑地公園駅からギターを抱え歩いていた須藤もんの後ろ姿しか記憶になかったのだが、今年は結構良かったと思う。
それは、カーリーヘアにした風貌が良かったのかも知れないし、「結婚しました」と言って旦那さんと一緒に演奏した事からなのかも知れないし、ジョニミッチェルばりのギターストロークのせいかも知れない。
「めし」という曲はなかなかインパクトある唄でした。
青空をバックに映る須藤もんは、なかなかさわやかな色気を感じさせてくれました。
■永井よう
関東系のミュージシャンのあとは、永井よう。
ご存知、ディランUのギターリストである。
「もはや相方を超えてるようです。」とは、司会のあべちゃんやったか、風太の紹介やったか?
久しぶりに見る永井よう。
そこらにいるおっちゃんのようで、しかしピンクのシャツがお洒落。
「街行き村行き」から始まり「マカオのオカマ」という「上から読んでも山本山、下から読んでも山本山」みたいな回文タイトルの曲を演奏。
杉本Q(バイオリン)の3人で、「三つの赤いふんどし」というユニット名でやっているらしい。(笑)
この日は、客席はほぼ満席。
天気も良くて、「へそ」と呼ばれるステージは、気持ちよい空間となりました。
■満月の手紙
6番手で出てきたのは「良元優作」
ぼんみたいな奴が出てきたでぇ。
と見ていると…
なんと、これがこの日の衝撃的なミュージシャンでした。
ユニークな唄声で、しかも心に届く…。
聴いているうちに「おおっ、ええなぁ」と思った。
ミスターボージャングルを彷彿させるような「キムおじさん」
なんと言っても「満月の手紙」
これはすごかった。
やさしい唄です。
思わずCDを買いに走りました。(笑)
こんな若手がうまく育ってほしいな…
「満月の手紙」では笛吹きおじさんこと有山じゅんじがフルート吹いています。
おっちゃんもこれからも応援するでぇ。
サインもしっかりもらいました。(爆)
いやぁ、「良元優作」
この日の収穫でした。
(つづく)