vol 61.祝春一番コンサート2008 (VOL3)
夜中に目が覚めてしまうことがタマにある。
今日も夜中の3時に目が覚めてしまい、ノソノソとパソコンの前に座る。
話は飛ぶが、若かりし頃のように記憶が定かでないので、祝春一番コンサートはメモをとるようにしている。
もちろん知らない出演者や曲があるので、後で知るきっかけになれば…との為だ。
若かりし頃のように記憶力が落ちているが、最近はインターネットという便利なものがある。
時間を使い根気良く調べたら見つかることも少なくない。
こういう時、早起きしてしまったオマケの時間がありがたい。
そんな事をしながら、なるべく正確な情報に心がけているが、間違いがあればご指摘願いたい。
■8)石田長生
「素敵なギターミュージックのあとにお邪魔します。」
押尾コータローの次に出てきたのは石やん。
上原裕のカホーンをバックに「IKO IKO」
金子マリもバックコーラスで参加!
朝から姿を見かけていたので、唄を聴けたらよいのになぁ、と思っていたんだ!
(ご本人は最終日にクレジットされている)
2曲目はこの3人に押尾コータローが参加して「クレージーラブ」
3曲目は有山じゅんじと「Boat Club Road」
初めて聴く曲だったが、アルバムのバックコーラスは忌野清志郎が歌っている模様。
それにしても有山じゅんじとの掛け合いは楽しかった。
よほど仲がいいんだろうね。
そして最後の曲。
上原裕・押尾コータロー・有山じゅんじに加えて藤井裕。
カホーンとギター4本で演った曲は「The Weight」!
The Bandよろしく全員で唄いまわし。
押尾コータローの歌も聞けました。
「タイガースの試合経過が気になるので早いうちに引き上げます。」
と、アンコールの手拍子があったが、そのまま引っ込んだ。
相変わらず、人気者です。
■9)光玄&スマイリー
3年前に光玄を初めて観た時、こなれているなぁと思った。
それもそのはず、相当なキャリアを積んでおられます。
若いかな?と思っていたのだが、私と同年でした。
この人のギブソン、すごく良い音するんですよね。
良い音って言うのは、綺麗な音という意味でなく、唄に溶け込む音って言う意味で。
唄う光玄の波動に押され、セットしたマイクが下にずれてくるというハプニングもありましたが、いやぁ、揺さぶれる声です。
■10)瀬川洋トラベリン・オーシャン・ブルーバーズ
勉強不足でした。
コーラスで参加した金子マリが「私たちの大先輩です。」と敬意を表していたので、どんなすごいオジさんか?と調べたら、1960年後半のGS時代、ダイナマイツという知る人ぞ知る玄人受けするバンドのボーカルだったそうです。
25年の空白を経て、1997年このトラベリン・オーシャン・ブルーバーズとして活動を再開したとの事。
ある意味、ショーケンやジュリーより格好いいロッカーである。
上原裕(Ds) SHIGE(B) 須川光(Kb) 森園勝敏(G)
うっかり聴いていたが、Kbの須川光は「めんたんぴん」、ギターの森園勝敏は「四人囃子」「プリズム」のメンバーであった。
いやぁ、すごいメンバーや。
この夏にリリースされるニューアルバムの曲が多かったか?
「Do It Bogie」「♪ごんべが種まきゃ…♪ Who Is Gombe」など。
ベースのSHIGEさんも可愛くてそしてグルーブあるベースやった。
いいもん、聴かせていただきました。
■11)Low-Lows
出てきたおっさん、えらい洒落た衣装やな?と見ていたらQuncho(クンチョー)やないか!
上田正樹Voの伝説のバンド、サウス トゥ サウスのギタリストである。
ファンキーなギターはご機嫌だし、ソウルフルな唄声も最高である。
シェイカー振ってるのはたぶんスタッフのメンバーだと思うが、この兄ちゃんが良かったなぁ。
自分の好きな音楽なんやろね、出すぎず控えめにコーラスやりながら楽しそうな顔を見てると、こちらもちょっと和んだ。
ジュリアン(B) 正木五郎(Ds)のオリジナルメンバーに加えて、ご機嫌なホーンセクションが。
キューティホーンと呼ばれていました。(笑)